今日もハンピングの一日が始まりました。
週末のおかげで身体が休まり、多少仕事にも慣れてきたので
バナナ生活1週目よりはバナナの重みに耐えることができました。
しかし、バナナを運ぶ上で厄介なことは重さだけではありませんでした。
「硬さ」です。
私はイニスフェイルに来てバナナの仕事を始めるまで、バナナは黄色い状態で収穫されそのまま店頭に並ぶものだと思っていました。
しかし、実際には収穫するときのバナナは青く、硬いのです。
収穫時だけではありません。
たとえば日本に海外からバナナが到着しても、どんなに遠いところから来てようがバナナは必ず青いままで陸揚げされます。
もしそこで黄色いバナナでも揚げようとするもんなら税関でひっかかちゃうのです。
※黄色く熟成した状態だと傷みやすく、害虫がつきやすいため。
そういった理由もあり、農家の人の話によると輸出する際、青バナナを保つように冷蔵船に積み温度を13℃に保つことでバナナの成熟を止めるのだとか。
手間のかかるフルーツですね。
そのようなことを最初から知っていたら当時疑問を抱かなかったかもしれませんが、
重いうえに形がごろごろしていて硬いバナナを肩を痛めながら運んでいた私は「もう少し柔らかくなってから採らしてくれ」と農家の人に頼んでいました(笑)。
今ではバナナを食べるたびにこのことを思い出します。
肩を痛めながら運んでいる世界中のハンパーさん、ありがとう!!
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